So-net無料ブログ作成

『えべつ未来づくりビジョン』の委員会審査が終わりました  [市政の話題]

昨日(11日)で、『えべつ未来づくりビジョン』 - 第6次江別市総合計画 の委員会での審査が終わりました。
総合計画特別委員会で審査してきた総合計画、日本共産党議員団からは私が委員として参加しており、昨日の委員会での結審で反対したのは私だけ。他の委員の賛成で、委員会の結論は可となりました。

総合計画については平成23年に地方自治法が改正され、それまで法に定められていた総合計画の最上位に位置付けられる「基本構想」策定の義務付けが廃止され、その扱いをどうするかはそれぞれの自治体で独自に判断することになっていました。

総合計画は、行政運営全般の基本的な理念や大方針を示す「基本構想」、基本構想にそって行う各分野における施策を示す「基本計画」、基本計画にそって実施する具体的な事業を示す「実施計画」など、これまでは一般的に三層構造で組み立てられていました。

法の改正により、自治体によっては総合計画を議決対象とせず「つくらない」こともあり得るわけで、
でもそうはいかないだろうと基本構想-基本計画-実施計画のうち、
これまでと同じく基本構想のみを議決対象にするやり方、
行政がおかしなことをしないようにしっかりと縛りをかけるために基本計画まで議決対象にしようという考え方、
これまでと構成を大きく変えて、二層以下に簡素化しようという考え方もあったわけです。

江別では、これまでと構成を変えたうえで「基本構想」部分のみを議会の議決対象にすることになりました。

提案された議案は「えべつ未来づくりビジョン(第6次総合計画)の基本的な構想部分について」という名称でした。
毎回、委員会開始時にこの名称が読み上げられ、それを聞くたびに議決対象は基本的な構想部分だから、具体的なことは聞くなと言われているような感じがして、少々、ムッとしながら質疑をしていました。

私がなぜ、総合計画に反対したか… 簡潔に言ってしまえば「何をどうしたいと考えているのか伝わって来ない」ということかも知れません。

基本的な構想部分というのは、ざっくりとしたごく当たり前の書き方しかしていません。

例えば、おそらくメインであろうと思われる「めざすまちの姿」の中の「まちづくりの基本理念」には、「協働のまちづくり」が、この基本理念の根幹にあります…とし、

① 安心して暮らせるまち
 子どもから高齢者まで、あらゆる人が健康的に安心して暮らせるように、福祉・保健・医療サービスを充実するとともに、地域防災力の向上を図り、生活する上での様々な不安を解消して安全・安心を確保することをめざします。

② 活力のあるまち
 人がいきいきと暮らす活気あふれるまちとなるように、市民の暮らしを支える農業や商工業などの江別市の産業を活性化するとともに、生きがいや心の豊かさを育む文化やスポーツ活動などを充実し、まちににぎわいや活力を生み出していくことをめざします。

③ 子育て応援のまち
 江別市の未来を担う子どもたちが健やかに成長できるように、子育て支援や教育内容の充実を図ることで、子どもを産み育てる魅力あるまちをめざします。

④ 環境にやさしいまち
 江別市の豊かな自然を次代に引き継いでいけるように、再生可能エネルギーの推進やごみの資源化を推進するとともに、野幌森林公園や石狩川などの自然環境と触れ合うことにより、人と自然が共生するまちをめざします。

という感じです。

この基本的な考え方をもとに、それを実現するための「まちづくり政策」の展開や具体的な事業が組まれていくことになります。

委員会審査では、基本的な構想部分だけでなく、「まちづくり政策」についても資料をもとに質疑をしましたが、全体を通して感じたのはあいまいな答弁が多かったこと、文章表現や添えられた資料が適切でなく、部長答弁の中で訂正する場面もあるなど、総合計画の審査とは思えないような場面が繰り返されました。
「まちづくり政策」や「えべつ未来戦略」(市役所の組織を横断して複数の部によって重点的・集中的に取り組む課題)は議決対象でないので…といった言い方が、何度も繰り返されました。

議決対象ではなくても、それら全体で「総合計画」は構成されるのですし、それが市民への約束事になるのですから、責任を持って作っていただかなくてはならないと思いました。
議決対象部分においてさえ、表現上の問題で議案をいったん取り下げ再提出か、議会として修正案を提出するか、というような場面もありました。

もう一つの大きな問題は、総合計画策定過程で市の行政審議会からの素案に対する答申で、「協働」の定義を明確にすることが求められていましたが、実際には自治基本条例をもとにした説明の範囲内に終わり、答弁の中でも深く掘り下げた説明には至りませんでした。

この他、都市づくりの考え方や福祉の問題、市内経済活性化の方向性など、個別の問題でもいろいろ疑問なことはありました。

ちょっと長くなってしまいましたし、あまり具体的な内容ではないのでおもしろくないかもしれませんが、こんな感じの総合計画の審査でした。
この議案は、第4回定例会(12月議会)の初日、11月27日(水)の本会議で、議会全体としての採決が行われます。
よろしければ、傍聴にお越しください。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0