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アミノ酸肥料化事業導入に関する陳情は、委員会で不採択となりました [環境・ごみ]

江別市議会の第3回定例会(9月議会)に、表題にある「アミノ酸肥料化」にかかわる2件の陳情が提出されました。
市町村資源化協会の方と北海道農家消費者連盟石狩地区の方の連名による陳情です。

「2件」というのは、同様の内容で、下水汚泥と家庭生ごみ等の処理について、それぞれ提出されたということです。

結果から申しますと、審査が付託された下水汚泥の経済建設常任委員会(私が入ってます)と家庭生ごみの生活福祉常任委員、いずれも全会一致での不採択です。

陳情の内容は、江別市の下水汚泥や家庭系生ごみの処理について、アミノ酸肥料化によって処理する事業導入に向け検討するための調査費を予算計上することや、民間のアミノ酸肥料化工場の誘致を求めるものです。

下水汚泥や生ごみを生かすことは、望ましいことではあります。

ただ、この陳情に書かれているアミノ酸肥料化は、高温高圧で処理する方法が提示されており、これは陳情団体が関係している団体の理事長が特許を取得しているものなので、特定の団体の利益につながることになり得るので、議会がそれにお墨付きを与えるのはふさわしくないのではないかと思います。

また、例えば私が所属する経済建設常任委員会で審査した江別市の下水汚泥は、既に昭和55年から肥料化しており、100%緑農地還元しています。
利用先は農家さん53件・市民1973人(平成28年度)で、多くの方によろこばれています。
「普通肥料」として登録されており、当市の浄化センターでの一連の処理の過程でつくられていることから、コストも抑えられているものです。
江別市の下水道の資料(平成27年)をリンクさせておきます

ですから、少なくとも現在の施設が維持されている間は、新しい施設を建てて肥料化事業をするようなことにはならず、ましてや陳情の2項目に書かれているように、工場を誘致して委託料を払って加工することも考えにくいことです。


生ごみについても、ごみの処理施設は分別方法も前提に選定されるもので、さらに現在の施設は延命化も検討するとのことで、当面、大きく変えることは考えにくいところです。
また、生ごみの再利用自体は私としても追求したい課題ですが、新たな分別をする際には収集回数や方法、運搬車の手配と作業員の増員といった課題もクリアしなければなりません。

こうしたことから日本共産党議員団では、この陳情は不採択と判断しました。(他のすべての会派も不採択)

次に市の施設を建て替えるときやごみの分別方法を見直す際には、特定の方法に縛られることなく、さまざまな方法の中から江別市に合ったやり方を見つけていきたいと思います。

その時には、市民全体で議論したいと思いますので、ぜひ、お知恵を貸してください。


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