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「休憩します!」 [議会の見かた]

こんなことを書くとマズイかな?
と思いつつも、議会の委員会での出来事ですので、話題に載せちゃいます。
(該当する課長さん、ごめんなさい)

先日の江別市議会某委員会での出来事。

江別市議会の委員会は、予算特別委員会をのぞけば発言の事前通告制を取っておらず、質疑をする際も会派に関係なく次々と関連で質疑しますし、行政側もその場で考えながら(もちろん、どんなことを聞かれるか想定して準備して臨んでいるようです)答弁しますので、時としてハプニングもあります。

そんな中での先日のハプニング。

次々と繰り出される議員からの質疑。
答弁に詰まった課長さんがスッと手を挙げ、委員長(議会の委員会ですので、議員が委員長をしています)に向かって

「休憩します!」
・ ・ ・ ・ ・
傍聴していた議員も含めて、大爆笑!

普通は、答弁に詰まった時は委員長に
「休憩をお願いします」と申し出て、
委員長がそれを認めたときに
「それでは答弁調整のため、暫時休憩します」とさばくのです。

休憩するかどうかは、委員長の権限です。

この課長さんは、委員長の権限を侵そうなんて大それた考えをする人物ではなく、緊張のため間違ったのだと誰の目にも明らかなのと、その課長さんの持ち前のキャラクターのせいで、委員会室は大爆笑の渦。

もちろん、ベテランの委員長は冷静にさばいていました。

議会運営・委員会運営について、ちょっとした勉強になるハプニングでした。



議会のICT化・SNSの活用 [議会の見かた]

5月の話題です。

江別市議会・議会運営委員会では、5月18日から20日まで議会運営に関する視察をしてきました。
議会運営委員の10名に議長と副議長も加わり、結構な人数ということもあり、A・Bの2班に分かれての視察です。

私はB班(班分けは事務局の方で会派などに配慮しながら分けています)で、東京都立川市、千葉県流山市(流山市はA班と合流)、埼玉県飯能市の3か所の調査です。

テーマは、
・議会広報としてのSNSの活用
・議会のICT化
・議員定数・議員報酬のあり方を検討する場の設置について です。

議会運営委員会として報告の取りまとめがされていますが、私の個人的な感想も含めて、ここに書いておこうと思います。

立川市議会では、議会のICT化とSNSの活用についての調査です。

立川市議会では平成26年度からiPad Airを利用しており、議員と議会事務局に支給。
議会の議案や委員会資料、予算書・決算書を、iPadで見ることができます。
導入は、当時、若手議員からの要望があり、既に実施していた逗子市に議会運営委員会として視察に行くなどして検討を進め、導入を決定したとのこと。
クラウドサービス(東京インタープレイ)を利用しており、クラウドユーザー(使用者)は議員と行政職員の範囲。
議会で使用する資料のほか、会議の通知にも利用しています。
ただ、議会資料については「紙」での提供も続いていて、ペーパーレス化への効果は限定的とのこと。

議員としては、重い資料を持ち歩かなくてもいいので、私としてはすごく興味がありますが、初期費用の他に年間200数十万円の経費がかかっているので、江別市議会で導入する際には、利用内容や方法などをしっかり検討して、「お金をかけた甲斐がある」と市民に言っていただけるような取り組みにしなければならないと思いました。

SNSは、ツイッターを利用。
他の議会でも同様ですが、議会事務局による情報発信のみの利用です。
議会のツイッターには、
「東京都立川市議会の公式アカウントです。議会に関する情報を発信します。発信専用のため、個別の対応は致しませんので、ご了承下さい。ご意見等、ご質問等は直接、議会事務局へお寄せ下さい。」
との説明書きがあります。

議員がアップすることも考えた経緯はあるそうですが、大学の先生を呼んでの研修会から、議会改革の「そもそも」に立ち返って再び検討が始まり、現状のままになっているそうです。


流山市議会ではICT化、SNSの活用、議員定数・議員報酬のあり方を検討する場の設置について調査。

ICT化については、各議員にタブレットが支給され、いまのところ本会議での採決にのみ、使用とのこと。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=615558258620091&set=a.282873991888521.1073741855.100004977665548&type=3&theater

SNSは、ツイッターとフェイスブックを利用。
ここでもやはり、情報発信のみです。

議員定数・議員報酬のあり方を検討する場の設置については、
平成25年3月1日に「議員定数等に関する検討協議会」が設置(10名の議員で構成)され、その後同年6月13日に、より踏み込んだ議論をする為、「議員定数等に関する特別委員会」が設置されたとのこと。

議員間の自由討議による議論の他、参考人制度を活用して専門知識を持つ大学教授の招致、公聴会や市民との意見交換会なども取り組まれています。
検討の結果、特別委員会としての統一した結論には至らなかったとのこと。
その後、議員提案で2名削減と4名削減の定数条例の改正案が提案されていますが、こちらも2件とも否決。
ということでした。


飯能市議会では、ICT化について調査しました。

平成24年に導入した際はARROWSを利用、今年5月からはiPadAirに切り替えたとのことでした。
クラウドは、立川市と同様、東京インタープレイ。
飯能市議会では、タブレットの導入の際、目的の一つにペーパーレス化を掲げ、紙使用量削減枚数・費用削減効果を明確に示していました。(年間約約10万枚・210万円)
私たちの調査も、iPad上に資料を示して説明されていました。
危機管理にも活用していて、災害時の緊急連絡に利用しているとのことでした。


調査した内容は、今後の議会運営委員会で検討を進めていくことになります。
立川市の所で書いたように、議会側の満足で終わらないように、江別市民にとって良い方向に進むことを外さないように留意して考えて行きたいと思います。