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マイナンバーに関係する個人情報保護条例の一部改正 [市政の話題]

いよいよ明日で、江別市議会第1回定例会が終わります。
明日は、最終日の本会議。
定例会中に、常任委員会や予算特別委員会で審査した議案について各委員長から報告があり、その後、討論、採決となります。

今回の議会では、私は予算特別委員会の委員として予算審査を行いましたので、その委員会の報告を受けた明日の本会議では、予算関係の議案に関する討論は、予特に入らなかった議員が討論します。

ですので、私の明日の役割は、総務文教常任委員会で付託審査された「江別市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」という議案の討論をすることです。

個人情報保護条例は、市民の個人情報の適正な取り扱いや情報開示についての決まりを定めたものです。
今回の「一部改正」は、マイナンバー制度に関わる「改正」です。

マイナンバーを含めた個人情報は、「特定個人情報」といいますが、いよいよ行政がその利用を進めて行こうとする段階にきて、その関係の条例「改正」をするといった内容です。
マイナンバー制度における情報連携」で検索したら、総務省の資料が出てくるはずですので、参考にしてください。

国は、便利になると言います。
でも、それに伴うリスクはどうでしょうか?

マイナンバー制度の運用に関し、ミスや不正が行われないようにチェックする機関を国が設置していますが、既に昨年上半期でも特定個人情報の漏えい等の報告が49機関66件。
多いとか少ないとかの問題ではなく、もしもプログラムが完璧(そんなことはありえないでしょうが)でも、扱うのは人間ですから、ミスもあり得ます。
それを前提としなければならない筈なのに、プライバシーにもかかわる情報の利用範囲を広げていこう7とするのですから、不安はぬぐえません。

情報提供ネットワークシステムを利用した情報連携が始まるのが、国の準備の関係で徐々に先延ばしになってきていて、今年7月からと言われていたことさえ9月辺りに伸びそうだというのですから、ますます不安です。
今回の改正の目的は、その情報連携に自治体が条例で決めた独自のマイナンバーを利用する事務を乗っけていくにあたって、個人情報保護条例の対象として規定することにあります。
が、マイナンバー制度導入当初からスケジュールに入っていた今回のことを、なぜ、最近になって法改正をしたのか?
そのせいで、自治体は慌てて条例の整備をしなければならなくなったのですが、こんな泥縄式のやり方って、いったい、どうなっているんでしょうか?

こんなこと自体も、ますます不安です。

ということで、国が国民を管理するマイナンバー制度は危ないんじゃない?
といった内容の討論をする予定です。
当然のことながら、反対します。

ちなみに、江別市が条例で定めている「独自利用事務」は、子どもの医療費助成に関わる3件のみです。
国はもっといっぱい事例を示していて、促進しようとしていますが、江別市は最低限にとどめています。



H29年度予算審査で(私が)質疑通告した項目をご紹介します [市政の話題]

今朝、あわてて予算特別委員会のご案内をしましたが、本当は昨日のうちにどんな議論をしようとしているか、ご紹介するつもりでいたんです。
でも、睡魔には勝てず・・・

ということで、あらためて明日14日以降の予算特別委員会の予定をご紹介します。
他の委員のは、ちょっと遠慮しておきます。
私が質疑通告した項目のご紹介です。

14日(火)=経済建設常任委員会所管分の事業を審査します
除排雪事業について、市と事業者と自治会で行なっている三者懇談会に、もっと市民が参加できるようにできないか?
住宅取得支援事業について、H28から始めた事業で、親世帯と子世帯の同居・近居などでのリフォーム・住宅取得への支援。H29予算に交付対象拡大とあるがその内容は?
江別の顔づくり事業について、H29予算の街路事業の予定、自動車交通量の変化などへの対応についてどう考えているのか?などなど
旧岡田倉庫活用事業について、市の「文化財」に指定したが、文化財としての保存の在り方をどう考えるのか?
〇江別駅前再開発事業に関して、「えべつみらいビル」の市が賃借している3・4階の利用見込みと市の負担の状況は?
野幌駅周辺地区商店街活性化促進事業について、江別の顔づくり事業とも関係しているが、どんなふうに「活性化」させようと考えるのか?
〇地域発見魅力発信事業のうち、ノハナショウブ群生地の保存・管理について、湿地の保護の観点から取り組もうとする視点を持っているのか?など

15日(水)=生活福祉常任委員会所管分の事業を審査します
個人番号(マイナンバー)制度に関して、マイナンバーの通知状況や、マイナンバーカードの申し込み・受け取り状況と、マイナンバーカードの取り扱い上の問題をちゃんと説明して交付しているか?など
放課後児童クラブに関して、利用実態(希望者がちゃんと入れているか)や民間のクラブへの補助は十分されていると言えるか?など
保育所の運営に関して、待機児童の実態はどうか?とか、保育士の処遇改善の状況について
国民健康保険制度に関して、加入者の所得階層の状況や保険税が高くて大変なことなど
特定健康診査等について、受診率は上がっているか?・・・というのも、高齢者の医療費助成制度を廃止した当時、「これからは病気の予防に力を入れる」と市は説明していたので、未だにこだわっています
介護保険制度に関しては、介護認定の状況や制度改悪に伴う利用の変化など
後期高齢者医療保険制度については、保険料の軽減状況など
子どもの医療費助成=乳幼児等医療費助成制度については、条例改正が提案されていて小学校入学前までの子の通院で本人1割負担が初診時一部負担金(医科580円、歯科510円)のみに改正されることについて!
生活保護制度について、必要な人にきちんと正しく制度が利用されているか?など
高齢者等社会参加促進バス助成事業について、福祉バス制度からの転換で使いにくくなっていることはないか?とか
〇年末見舞金支給事業=福祉灯油制度について、利用状況と制度の周知は十分か?など

16日(木)=総務文教常任委員会所管分の事業を審査します
〇教育扶助=就学援助制度について、支給項目がやっと拡大!される予算案なので、その内容を詳しく聞こうと思います。入学準備金など、支給額は実態に合っているか?なども質疑します
・・・教育委員会関係や企画政策部関係は、普段から一般質問もしているので、質疑通告は控えめ。他の委員の質疑に便乗して関連で質疑するかも知れません
市民税について、新年度予算で増える見通しを立てているので、その状況について確認します
税の収納業務については、江別市は比較的納付率は高いのですが、国保税は重税で、何かのきっかけで滞納せざるを得なくなって大変な思いをしている人も少なくありません。困っている人がちゃんと生活を再建していけるように支えながら納付につなげていけてるか?など
〇財政運営に関して、「市の貯金」とも言われる基金の使い方について、最近、取り崩しが多くないか?など

とまあ、こんな感じです。
書き出したらこんなものですが、質疑の際にはあれやこれやとお話しますので、パワーを必要とします。
あと、江別市議会の予算特別委員会は9人で構成されていて、最近流行りの「議長を除く議員全員で」というやり方に比べて少ない人数で審査しますが、「委員会」らしく、他の委員の質疑に関連して会派に関係なく質疑することができますし、質疑回数に制限もありません。(ただし、簡潔明瞭を心がけて発言します)
「生」でのやり取りで緊張感ただよう場面もあります。

毎日、午前10時から始まりますが、何時に終わるかわかりません(お昼の12時頃に昼食休憩を取ります)

委員ではない議員も結構傍聴していて、これはこれでなかなかのプレッシャーです。

どなたでも傍聴できますので、ご都合がよろしければぜひお越しください!


今日から新年度の予算審査です! [市政の話題]

おはようございます!
江別市議会第1回定例会、今日から予算特別委員会が連日開かれ、平成29年度の市の予算案の審査を行います。
私は今年も予算特別委員になりましたので、昨年の議論も踏まえながら、新年度予算をしっかりとチェックしていこうと思います。

今日は、消防関係の予算の後、水道・下水道、市立病院の各企業会計予算を審査します。

江別市議会の予算特別委員会は9名で構成され、各会派から委員が選出されています。
予算審査は通告制をとっていて、質疑通告した委員がまず質疑をしますが、委員会という性格を活かして、通告した委員の質疑が終わった後、他の委員も関連で質疑を行います。
会派を超えて、「委員会」として審査する形です。

ですから、一つの事業でも違う考え方からの質疑もあり、結構、スリリングな場でもあります。

傍聴を希望される方は、午前10時から始まりますので、ぜひお越しください。
委員会が始まっていても、途中から入室することもできますので、いずれにしても、議会事務局にお申し出ください。

では、行ってきます!

マイナンバーってどうなの? [市政の話題]

前の更新が1月でしたから、ちょっとこれはマズイ・・・
2月は、一定(平成29年第1回定例会・通称3月議会)の準備に翻弄され、しかも一定の始まる10日前くらいに急遽、予算特別委員になることになってしまって、とにかくなんとか準備をしてました。

市議会は、2月27日から始まっています。
市長から提案された条例案の審査も、常任委員会に付託されたものは採決が終わりました。

総務文教常任委員会(日本共産党議員団からは齋藤はじめ議員が参加)で審査したのは、「個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定」についてです。

地方自治体、ここでは江別市が、マイナンバーを独自利用するために個人情報保護条例を整備しようとするものです。
もちろん、個人情報はしっかりと守ってもらわねばなりません。
江別市では市の独自利用を「ひとり親家庭等医療費助成」「重度心身障害者医療費助成」「乳幼児等医療費助成」に限定していますので、それはまあ・・・という範囲ですが、そもそもマイナンバーの利用の範囲を広げて行くことは非常に危険なことですし、国はさらに拡大していこうとしているのですから、それを前提とする条例案には反対しなければなりません。

マイナンバー制度って、本当の目的はどこにあるでしょうか?

国は「利便性」をアピールしますが、現在の状態では、普通に暮らしている人にとってはそれ程のメリットはありません。
マイナンバーを使った方がいいな♪ と思うようなことがあるでしょうか?
マイナンバーカードは身分証明に使えるなどと宣伝されていますが、カードの裏は他の人に見せてはいけない代物(シロモノ)です。
「コピー、とらせてください」なんて場面に遭遇したら、店員さんが裏を見ないようにしてコピーしているか、目を離してはいけません。というか、お店のほうも、お客さんから一部始終が見えるようにマニュアルが整備されているはずです。
結構、面倒なことになっています。
確定申告に、マイナンバーを記載してくださいなどと宣伝されていますが、実は書く必要はないんです。

将来的に・・・と宣伝されているような、いろんな使い方ができるようになれば便利かもしれませんが、それだけ危険性が増すことにつながります。

国が設置した「個人情報保護委員会」という機関では、平成28年度上半期で、「特定個人情報(マイナンバーのついた個人情報)の漏えい事案等の報告の受け付け」が49機関、66件と報告されています。
この他、立ち入り検査の実施が4件、注意喚起等(マイナンバー法違反のおそれのある事案について、当該行為者等に対して文書指導を実施したもの)は5件とのことです。

マイナンバーの情報管理はシステム上、大丈夫と、国が言うことを信じたとしても、それを扱うのは人間ですから、100%なんてことはあり得ません。
マイナンバー制度で扱う事務が広がれば広がるほど、膨大な個人情報が蓄積されていきます。
なにかあれば、被害をこうむる範囲は広がります。

マイナンバーに関する事務を行っている地方自治体においても、手間が増える場合も多く、メリットはあまり感じられません。
メリットを感じているのは、これまで国民一人ひとりの情報を直接手にすることのできなかった「国」でしょう。

「国が国民を管理できる」って、なんだかゾッとします。

総務文教常任委員会で、こんかいの条例改正に反対したのは日本共産党議員団の齋藤委員だけでした。
議会最終日の採決の際も、きっと反対するのは日本共産党議員団の3名だけでしょう。
それでも認められないものは「認めない!」と主張させていただきます。