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一般質問:野幌の鉄道林の自然 [環境・ごみ]

さて、前回の続きです。

12月議会の質問の一件目は、「自然環境の保護に関する基本姿勢について」ということで、市長の基本的な姿勢を問う質問です。

越後沼・幌向湿原に続き、野幌地区の鉄道林に関することを質問しました。

鉄道林は大麻にもありますが、現在、野幌駅周辺の鉄道林は「江別の顔づくり事業」との関係で、整備・保全のための検討が行われているところです。
検討委員会には、自然について詳しい委員さんもおられるので、慎重な審議が行われるものと期待したいところですが、そもそもこの検討委員会が「野幌駅周辺の市街地に残された貴重な緑地である鉄道林等について、市民の憩いの緑空間として整備し、及び保全するための方針を検討する」ものとして設置されていることから、憩いの緑空間として整備することも盛り込むことを前提に進められるのではないかと、心配でなりません。

実は私、鉄道林は人工林ですから、「自然」についてはそれほど関心がありませんでした。
ところがこの検討を進める中で、この対象となっている区域に貴重な自然が残されていることを知り、うかつに「整備」するより、自然を残すべきではないかと真剣に考えるようになり、手遅れにならないよう、いまのうちに言うべきことは言っておかねばと、質問に取り上げました。
(「貴重な自然」の具体的な内容は、保護の観点からモヤッとさせておきます)

最近、「観光」だとか「インバウンド」なんてことが言われています。
こっちの方には詳しくありませんが、最近の傾向として、取ってつけたような観光名所ではなく、その土地の本来の姿を見せる(魅せる)ことが重視されています。
特に、外国からの観光客は「本物」を求めるとのこと。
それならやはり、自然を守ることって大切だと思います。
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野幌の鉄道林は、市街地にありながら自然が残されているという特徴があります。
写真でわかるように、水の流れもあります。
どこからどうやって流れてきているのか、興味があります。
昔のこの土地の姿を知る手掛かりにもなるはずです。
防災の観点からも、こうした情報は大事です。

昨年、このすぐ近くのアンダーパスが冠水したことは大きく報道されましたが、そういうリスクを孕んだ土地なんだとわかります。

野幌駅からエブリまでの経路を魅力的なものにする必要がありますが、それは「東西グリーンモール」に委ねて、鉄道林は周囲から景色を楽しむ場所として保存してはどうかと質問しました。

検討委員会で検討中という答弁になるのはわかっていましたが、今後、どんな検討の仕方をするのかが違ってくると思います。
さらにこれからも、検討の経過をしっかりと見て行こうと思います。


この他、大麻地区に飛来する「オオジシギ」のことも取り上げました。
ジョイフルエーケーの工事が始まったせいか、昨年の夏は、とうとう近所に来るオオジシギの羽音を聞くことができませんでした。

1回目の答弁はいま一つでしたが、再度詰めた質問をした所、
今後の姿勢について、大学や自然保護活動団体、地域の方々等から情報収集を行いながら、市民ぐるみで積極的に取り組んでいくとの答弁があったので、これは良かったなと思いました。

「市民とともに」ということは、大事な姿勢です。
アツい想いを持った市民は、たくさんいます。
そうした方たちの力を借りることで、もっともっと積極的な施策展開ができると思います。

今後に期待します。


一般質問:越後沼と幌向湿原の保護 [環境・ごみ]

明けましておめでとうございます。
既に5日ですが、今年もこんな調子でブログの更新をしていくことになりそうです(苦笑)

さて、今年初めての話題は、昨年の(!)12月議会での一般質問シリーズです。

本会議のようすはインターネットで見ることができるようになり、わざわざブログで紹介することもないのかな?などとも思いますが、私自信、動画をジッと見ているのは飽きてしまうので、そんな方のために掻い摘んでお伝えします。

まずは、「越後沼と幌向湿原の保護」についてです。

前にもお知らせしたとおり、自然環境の保護ってむずかしくて、ほとんど触れずに来ていました。
でも、知り合いから紹介された勉強会に行ってお話を聞き、しかもそこには公的機関の方も参加していて、自然の再生の取り組みを説明されているなど、驚くことがいっぱいでした。

その時撮った写真がこれ。
参加団体の一つが展示していたもので、ミズゴケを育てているのですが、江別市内・東野幌地区から採取して育てているとのこと。
知らないことがいっぱいでした。
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そんな感じですので、あわてて最低限の勉強をし、一般質問に取り上げた次第です。

もっと詳しく調べてから・・・とも思いましたが、今回の質問では、手遅れにならないうちに取り上げたいもう一つの問題があったので、未熟ではあってもこの機会にと「えいやっ!」と臨みました。

ざっとしたところを書いておきますと、
越後沼湿原とか東野幌湿原が含まれている「幌向湿原」というのがあって、環境省が生物多様性の観点から重要な湿地を保全することを目的に選定している「日本の重要湿地」に、この幌向湿原が昨年の4月に新たに選定されたとのこと。
「幌向」という名前ですが、場所としては江別ですね。
恥ずかしながら、今回勉強して始めて知ったのですが、それなら江別市としてもしっかりと認識して保護すべきではないかということと、越後沼のすぐ北側にある「江別太農村公園」の管理も、越後沼の自然を守る視点で管理手法を考えるべきではないかということを質問しました。
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この向こうに越後沼があります。
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芝生が植えられていますが、その下は水が上がってくるような湿った土地で、乗用タイプの芝刈り機を使うとタイヤ痕が残ります
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当然のことながら、この質問に対立するような答弁になるわけはないと思いましたが、それでも取り上げたのは、部や課を超えて共通の認識を持っていただきたいのと、積極的に行動につなげていただきたいと思ったからです。

環境と河川と公園が関係してくるということで、担当する課長さん達とじっくりとお話もさせていただきました。

自然環境って、「お金」で計算することは難しいかもしれませんが、もしかしたら「あるべき姿」なのかも知れないって思います。

湿原といえばきれいな響きですが、開拓の時代には泥炭地は土壌改良の対象となっていたものです。
今後を考えると、農地を広げて行くことは考えにくいのですから、湿地・湿原をまもり、道央圏にありながら素晴らしい景色(正直に言うと、わかる人にしかわからないかも)が広がる場所として評価されればと思います。
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(iPadで撮った写真がいま一つですが、ご勘弁を)

請願:泊原子力発電所の安全対策に関する説明会を求めることについて [市政の話題]

22日の北海道新聞、特に江別版をご覧になった方は、江別市議会のことが大きな見出しで書かれていて、驚いたことと思います。

12月議会では、市内の団体「脱原発!子どもたちを放射能から守ろう!!江別実行委員会!!!」が提出した「泊原子力発電所の安全対策に関する説明会を求める」請願が、全員一致で採択(請願に賛成ということ)されました。

議会では、「請願」は紹介議員が付くものとなっていて、この請願は民主・市民の会と日本共産党議員団から紹介議員が付きました。
請願の審査が総務文教常任委員会に付託されると予想されたので、総文に所属していない議員が紹介議員になる・・・ということで、日本共産党議員団からは、私が紹介議員に名を連ねました。

請願の内容は、泊原子力発電所と江別市は、85㎞ほどしか離れておらず、チェルノブイリ原発事故の際は半径80㎞が避難対象となったことから、泊原発で事故があればどのようにして安全確保すればよいかわからないこと、福島第一原発の問題は未だに解決しておらず、原発事故は一民間企業の問題ではないことなどを訴え、万が一、泊原発で事故が発生しても、市民とともに適切な対応ができるように、江別市で泊原発の安全対策等についての説明会が開催されるよう、江別市議会として求めてほしいという内容です。

まさに、率直な市民の要望です。

北電は、後志管内での説明会で終わりにしようとしていたところ、札幌市や北海道からも説明会の要請があり、「北海道内にお住まいの方を対象に」ということで、9月18日に札幌市で説明会を開いています。

それにしてもですよ!この広い北海道で、札幌市でやれば事足りるというような姿勢は、いかがなものかと思います。
江別市は、札幌の隣ですので、札幌での説明会に参加できた方もいらっしゃいます。
それでも江別でも!との求めに、江別市議会は全員一致で賛成しました。

議会最終日の本会議では、私が討論に立ちました。

江別市は泊村から東側にあり、もしも放射性物質が漏れるようなことがあれば偏西風よって影響を受ける心配があることや、泊原発でつくられた電気は札幌の西野変電所に送られ、札幌圏で消費されることなどからも、江別市民として説明を求めるのは当然なことといった思いを述べました。

この請願自体は、泊原発の再稼働について是非を論じたものではないので、「説明会を求める」ことに絞れば当たり前のことではありますが、それにしても全員一致で採択できたことはうれしいことです。

この結果を受けて、会長会議で対応を協議したとお聞きします。

新聞報道の通り、1月にも議会を代表して議長が直接、北電に要請書を提出するとのことです。

実の所、議会としてどんなことができるのだろうと思っていました。

地方自治法第99条には、「普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。」とされていて、民間企業は対象になりません。

ですから今回は、法の定めによるものではなく、「要請書」という形を取ります。

さらにいえば、こんな対応をするのはめったにあることではないと思います。
北電という、北海道全体に、しかも住民の生活に大きな影響をもつ企業だから、こうした対応を取ることになったと理解しています。

北電には、ぜひ説明会を開いて、しっかり説明していただきたいと思います。


自然保護とバリアフリー化のことで一般質問します。 [市政の話題]

先月末、11月28日から江別市議会は始まりました。
週明けの月曜日、5日の総務文教常任委員会での結審がありますが、各種議案の委員会審査はほぼ、終わっています。

一般質問は、7日(水)から。
日本共産党議員団は、今回、3人全員が質問に立ちます。
(議会のホームページから、一般質問の日程をリンクさせておきます)

たぶん、私の記憶に間違いがなければ、
私が議員になって以来、3人そろって質問するのは初めてではないでしょうか?

私が今回取り上げるのは、
自然環境保護の問題と、公共施設(特に社会教育施設)のバリアフリー化の問題です。

環境問題って、何が正しいのか、どうあるべきかということが、多様な意見・考え方があって、なかなか難しい所があります。
一度、カラスのことを取り上げたことはありますが、
「自然環境の保護」といった視点での質問は、初めてのチャレンジです。
9月にも一般質問をしたばかりですが、この間、どうしてもこのタイミングで質問しておかなければならない課題がみつかったので、かなり無理をしてでも挑むことにしました。

越後沼周辺の環境問題・・・最近になって知ったことですが、越後沼や東野幌あたりは幌向湿原として指定されているのだそうで、とりあえず今回は越後沼の辺りのことを取り上げます。
野幌地区都市緑地・・・現在、整備・保全の検討がされています。ここのことも最近になって知ったのですが、意外なほどに自然が残されているんです。うかつに手を付けると台無しにしかねませんので、市長には、よ~く考えていただきたいと思います。

いずれにしても、もっともっと勉強しなればならないなと思いながらも、とにかく「当たって砕けろ!」くらいの気持ちでやります。

もう一件は、公共施設のバリアフリーへの視点だとか、障がい者スポーツの振興だとか、当事者から寄せられた声を頼りに質問します。

以前あった「福祉バス」がなくなり、「高齢者等社会参加促進バス事業」という補助制度がつくられましたが、不十分な点があります。
障害者スポーツについては、ちょっとパラリンピックに刺激されたところもあるんですが、スポーツをしたいという率直な市民の声に応えてほしいと思い、取り上げます。



ところで、現在、江別市議会のインターネット中継は、録画の方しか見られません。
配信機器等の不具合とのことで、ライブ中継は見られませんので、お時間のある方は直接、議場にいらしてください。
後の時間でよろしければ、録画中継を議会のホームページからアクセスしてご覧ください。


安倍政権は、なぜ、強行採決(衆院)までしてTPPを推し進めようとするのでしょうか? [ しんぶん赤旗 より]

安倍政権は、衆議院においてTPP協定の国会承認案と関連法案を強行採決しましたね。
参議院に送られましたが、こんなことをしていて本当にいいのでしょうか?

TPPは、農業への影響だけでなく、むしろ日本の社会保障制度やジェネリック医薬品、公共事業や雇用・労働条件に影響することで、私たちの生活自体が根底から変えられてしまう大問題だということが、徐々に明らかになってきています。
しかもISDS条項で、日本の制度によって思ったほど儲けがあがらない・これは不当だ!と訴えられることさえあり得る。実際、他の条約の下で、アメリカ側からの訴えが通っている状況を見ると、日本にとっては不利なことが山ほどあるということが見えてきています。

輸出で大儲けしている多国籍企業はともかく、多くの国民や第一次産業、一般的な企業にとっては太刀打ちできないもののようです。

ちゃんと国民に知らせもしないで、国会を通してしまおうとする横暴なやり方は、民主主義的じゃない!ということからも、安倍政権のやり方には腹が立ちます。

ところで、
衆議院を通ったのだから、国会会期を延長して30日ルールで自然成立しまうと、一般的には言われているのではないでしょうか?

しんぶん赤旗で勉強しました。
憲法61条は条約の承認について、憲法60条(予算の自然成立)の規定を準用しているとのこと。
「条約」であるTPP協定案本体は、参議院が議案を受け取ってから30日以内に議決しないときには衆議院の議決を「国会の議決」とすることから、自然成立してしまいます。
ところが、この条約と一体の関連法案は「条約」ではなく「法律」。
ですから、憲法60条、61条の適用は受けず、
法案を通そうとすれば、参議院で賛成多数の議決を受けるか、参議院に送付されてから60日経過後に衆議院で3分の2以上の賛成で再可決した場合に成立するとのこと。

なるほど、TPPに関しては、日本の国会での自然成立はなく、批准をストップさせることはできるんですね。

そもそも、当のアメリカではオバマ政権はTPPを断念し、新しく大統領になるトランプ氏は離脱を掲げているのですから、何も日本だけが前のめりに突っ走るのは、むしろ滑稽に思えてきます。

今日のしんぶん赤旗では、「これでも強行か」と題してTPPの問題と南スーダンの問題を取り上げています。
暴走政治は、そろそろ終わらせたいですね。


年末見舞金(福祉灯油)の申し込みは11日までです! [福祉・くらしの話題]

久しぶりにブログのアクセス内容を確認したら、「福祉灯油」や「年末見舞金」で検索してたどり着いた方がいらっしゃいました。今年のことは掲載していませんでしたので、3日、取り急ぎfacebookに投稿したのですが、あらためてこのブログにも載せます。
(インターネットを利用しておられない方も多いと思いますので、お知り合いにもお伝えください)


【年末見舞金(福祉灯油)の申し込み】

今年の江別市の年末見舞金(福祉灯油)の申し込みは、今月11日(金)までとなっています。広報10月号26ページ、同時期に配布された社会福祉協議会の広報誌『幸せな社会』にも掲載されています。

該当するかな?と思われる方は、社会福祉協議会(℡385-1234)か地域の民生委員さんにお問い合わせください。
あわせて、社会福祉協議会の「歳末見舞金」も受け取ることができます。

なお、これまで対象になっている方へは、民生委員さんから連絡があったかと思います。
ご確認ください。


一般質問:公共施設の維持・管理。江別市の公共施設は道内の市の中で一番少ない! [市政の話題]

4件目の質問は、公共施設に関してです。

そろそろ皆さんのお宅に、日本共産党議員団が作成した『えべつ民報』が届けられているかと思います。
そこに書いたように、質問のきっかけは、地域の方から寄せられた声でした。

学校給食を作っている「対雁調理場」が、見るからに老朽化していて、こんな施設で大丈夫なのだろうかと、心配する声でした。
実は、2年ほど前には教育部から、平成32~33年くらいには8,000食になるとの予想が示され、対雁調理場はなくしてセンター調理場だけで賄うことになるのでは…と、理解されていました。
今回、心配する市民の声を伝えたところ、当市の児童・生徒数の減少幅が縮まり、あと10年くらいは対雁調理場も維持していく考えだとわかりました。
それならしっかりと予算を付けて、より良い状態で管理すべきではないかと考えました。

そんなことを含んでの、一般質問でした。

質問自体は、他の公共施設も含めてのものです。

実は、平成26年、国から全国の自治体に対し、「公共施設等の全体を把握し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設等の最適な配置を実現するため、公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画(公共施設等総合管理計画)の策定に取り組むよう」通知が出されました。

わかりやすく言うと、少子高齢化が進み人口が減るのだから、公共施設も統廃合して維持管理経費を節約しなさい、予算の削減計画をつくりなさい…というお達しです。

多くの自治体では、床面積で〇〇%削減とか維持管理経費を〇〇%減らすといった計画が作られました。

江別市では、やはり「公共施設等総合管理計画」がつくられましたが、削減の数値目標は立てていません。

というか、江別市は、「市民一人当たりの公共施設延床面積は、道内各市のうち最も少ない」ことが明らかにされています。
北海道内のどの市よりも、江別市より財政状況の厳しい自治体よりも、江別市は公共施設が少ないんです。

高齢化が進むのですから、遠くまで出かけなくても身近な場所でひと通りのことができ、地域コミュニティが守られ、趣味や教養、交流を深める活動や自治会活動など、活動しやすい環境を整えることがますます必要になると思います。

そんなことから、公共施設は減らさず計画的に修繕をして、しっかりと維持していくことを求めました。

答弁は、「公共施設は、市民の生活の質を向上させるとともに、地域コミュニティや教育・文化の醸成などに寄与するものであることから、今後におきましても、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の適正な維持管理に努め、長寿命化を図って参りたいと考えております」ということと、維持管理については「施設ごとに過去の点検や維持管理などに関する履歴データを活用し、個別施設計画を策定することなどにより、施設の長寿命化を進めてまいりたいと考えております」ということで、当然といえば当然ですが、そんなやりとりをしました。

ということで、やっと9月議会での一般質問についてお伝えすることができました。

一般質問:公共交通政策。バスを守ることはもちろん、高齢化が進むもとでは、多角的に考えないとならないと思う [市政の話題]

3件目の質問は、公共交通政策についてです。

実は現在、江別市では法定協議会の「地域公共交通活性化協議会」で、江別市の公共交通のマスタープラン=「地域公共交通網形成計画」、そしてその実施計画=「地域公共交通再編実施計画」の策定に向けた協議を始めたところです。
普通なら、協議会での議論のようすを見た上で、頃合を見計らって市長の姿勢を問うところです。

なぜ、今回、このタイミングで質問したかというと、少々不安を感じているからです。

江別市の公共交通のマスタープランとなる大仕事が、今年度中に協議会での素案の承認まで進め、来年4月には運輸局に素案提出の予定とのこと。
あまりにも時間がなさ過ぎます。
しかも江別市がこの間してきたことは、顔づくり事業を進めている野幌地区に集中していて、8の字のバスの実証運行、実施したアンケートもそれに関わるものでした。
でも、つくるべき計画は、江別市全体、市民全体に関わる公共交通のおおもととなる計画です。

今のままの日程では、急ごしらえでマスタープランをつくり上げることになってしまいます。

高齢化と人口減少が進むもとで公共交通政策をつくることは、容易なことではないはずです。
ですから、これまで「公共交通検討会議」などで熱心に議論してきた内容を反映させることや、公共交通の利用者=市民の視点での検討も加えること、バスを使いにくいと考えて敬遠されている方の中にこそ、ヒントがありはずです。
さらにご高齢の方からの切実な要望。
一般的には、高齢化が進めばバスが必要になると思われがちですが、バス路線が集約されていくなかで、本当に高齢になった方は遠くのバス停まで歩いていくことが大変なんです。
バスだけではなく、タクシー利用なども含めてデマンド型の公共交通の仕組みを考えてほしいとの声をいただいています。

こうしたあれやこれやも含めて、多方面からちゃんと考えるつもりはあるのかと、質問しました。

いずれにしても、これからの協議によるということですが、市民参加で進めなければならないことだと、切に思います。

一般質問 : しつこいですが、自衛官募集の仕方について [市政の話題]

自衛官募集に関する質問は、昨年に引き続いての一般質問です。
今回は、高校生への勧誘を中心において質問しました。

高校生は、卒業後の進路を決めるとき、本人の希望はもちろん中心に置きながらも、保護者や担任、進路指導の先生などと相談しながら決めていきます。
特に配慮しなければならないのは、就職希望の生徒さんへの対応で、その後の人生にもかかわることから、しっかりと相談しながら決めていくこととなります。
高校生は、未成年であり社会経験も少ないことから、求人・就職活動の解禁日が決められていたり、学校を通して行われることになっていたりします。
ところが自衛隊については、本人・家族と直接的な接触での勧誘が行われています。

道議会でもこの問題が取り上げられ、道教育長から、自衛隊にもルールを守るように要請していると答弁されています。
でも、江別ではそのルールが守られていないことから、きちんと徹底するよう、江別市役所の担当からも伝えるように求めました。

答弁は、当然のことながら「あらためて江別地域事務所(=自衛隊札幌地方協力本部江別地域事務所)にお伝えしてまいりたい」ということでした。
ちなみに、江別市からの自衛隊入隊者は、平成25年度は37人、26年度は15人、27年度は28人(新規高卒者に限定せず)となっています。

以前、高校教師だった方からうかがったお話ですが、自衛隊に入隊が決まった生徒から「先生、憲法9条をまもって!」と頼まれたとのお話を聞いたことがあります。
安保法制や南スーダンのことなども考えると、自衛隊員の行く末が心配でたまりません。

一般質問 : 選挙で投票しやすい環境づくり・・・特に、大学での期日前投票が実現して感じたこと [市政の話題]

今回の議会では、一般質問で

1 投票しやすい環境づくり …札幌学院大学での期日前投票の取り組み結果 今後の拡充 大学生の転入手続きに関して
2 自衛官募集のあり方について …江別市からの自衛隊入隊の状況 高校生の募集はルールを守ること など
3 公共交通政策 …策定しようとしている計画の本気度 その際、タクシーの位置付けはどうするのか
4 公共施設等の維持管理について …「公共施設等総合管理計画」は、国は公共施設の統廃合を狙っているものだけど、江別市はどうするつもりか

といった事を取り上げました。

市議会のホームページで動画を見ることもできますが、ずっと見ているのはつらいと思うので、項目に沿って要点をお伝えします。
なお、正確な記録は11月末くらいに出来上がる「本会議録」をご覧ください。

まず、「投票しやすい環境づくり」について。

江別市ではこれまで、期日前投票所と言えば市民会館のみで、他に広げようとはしていませんでした。
同時に複数の会場を設けると、二重投票を防止するために、一人ひとりチェックしなければならず、確認のためにずっと張り付く職員が必要なこと(江別市職員の人数は、人口比では道内最低レベルです)、システム導入には多額な費用が必要らしいとのこと…などで、なかなか足を踏み出そうとしませんでした。

でも今回、札幌学院大学が協力してくださったこと、熱心に支援する教職員と学生さんがいたことなどで、江別で初めて大学での期日前投票が実現しました!

当日は、107人の有権者が札幌学院大学の期日前投票所で投票。
そのうち18歳から22歳までの方(選管では大学生かどうかを把握する方法がなく年齢データで把握)が34人、それ以外の方が73人という結果でした。

若い方が34人というのを多いとみるか少ないとみるかはそれぞれでしょうが、まずはトラブルがなくできたこと、100人を超える投票があったことは評価できると思います。

さて、ここで課題が浮き彫りになります。
ひとつには、地域の方たちの中に期日前投票所を望む声は少なくないこと。
私のところにも、今回の取り組みを喜ぶ声が届いており、特にご高齢の方は投票日当日だけでなく、余裕を持って期日前に投票したいと思っている方が多いこと。

もう一つは、学生さんの中に、住民票をこちらに移していない方が多いこと。
他所から江別市に転入された学生さんのようすをうかがうと、意外と、出身地で成人式に出たくて住民票を故郷に置いたままにしている方が少なくないとのこと。
それなら! と、ちょっと調べてみましたが、江別市も含め、成人式の参加要件に住民票のあるなしは、関係ない自治体が多いようです。
本来、住んでいるところと住民票は一致させなければならないのですから、不安に思っていることにちゃんと答えて差し上げることも、4つも大学のある江別市としては大事なことだと、質問の中で指摘しました。
あと、地元を転出する段階で転出届を出さなければならないことなど、早め早めのPRが必要なことも言っておきました。
それと、転入届は引っ越しの時に親御さんなど保護者の方と一緒にされる方が心強いと思うので、3月末と4月初めは市役所の大麻出張所の窓口も開けることを検討してほしいと注文しました。

江別の大学に進学する方たちが、不安なく学生生活を送れるように、江別市職員には頑張ってもらわなければなりません!